Translation Flowのご紹介:あらゆるチームの翻訳ワークフローをエンドツーエンドで自動化するローカライゼーションソリューション

グローバル企業は、ローカライゼーション技術にさまざまなことを求めています。求められるのは、スピードと拡張性、徹底的な人的チェックを必要としない信頼できる品質、そして翻訳が単に正確なだけでなく、一貫性があり、自社のブランドやビジネスに適したものとなるようカスタマイズできることです。
しかし、こうしたニーズを満たすには、もう一つ欠かせない要素があります。これが欠けていると、どれほど高度な翻訳管理システム(TMS)でも、本来期待される効果を十分に発揮できません。システムは分断され、一貫性が失われ、コンプライアンスがおろそかになり、ミスや遅延をはじめとするさまざまな問題が積み重なっていきます。
その要件こそが、統合です。ローカライゼーションを組織全体で連携して進めるためには、チームが日常的に利用しているシステムやツールから、エンドツーエンドの自動翻訳ワークフローを実行できる必要があります。
DeepL Spring Launchでは、DeepL翻訳プラットフォームが、組織全体にわたるエンタープライズ規模のAI翻訳に求められるすべての要件をどのように満たすのかをご紹介しました。さらに、DeepLが各チームの日常業務で利用されるシステムやツールと統合され、それらの環境で翻訳を自動的に管理できるようになったことも発表しました。この仕組みが、Translation Flowです。チームは普段利用しているツールから直接、必要なあらゆる言語へのコンテンツのローカライゼーションを開始できます。その後の翻訳プロセスは、Translation Flowがエンドツーエンドで自動化します。
DeepL Translation Flowによる、日常的に利用するワークフローやツールへの翻訳の統合
InDesign、PDF、XLIFFなど、さまざまな形式のコンテンツの翻訳から、DeepL翻訳の「文体ルール」「翻訳メモリ」「用語集」などの高度なカスタマイズ機能の活用、さらに機密性や重要性の高い翻訳に対するローカライゼーションの専門家によるレビューまで。Translation Flowなら、そのすべてを一元管理できます。
Translation Flowを開始すれば、あとはDeepL翻訳が処理を進めます。コンテキストを切り替えたり、複数のツールを行き来したり、新しいシステムにログインしたり、異なる形式へコピー&ペーストを繰り返したりする必要はありません。
必要な言語を選択し、DeepL Customization Hubの機能(用語集、カスタムルール、翻訳メモリ)を適用するだけで、適切な文体や語調、用語を維持できます。翻訳されたコンテンツは、レイアウトを作り直すことなく、元のフォーマットのまま利用できます。これまで文字通り数週間かかっていた作業も、今では数分で完了します。
AIと言語の専門家の連携による、途切れないワークフロー
翻訳内容を言語の専門家に詳しく確認してもらう必要がある場合でも、その作業はTranslation Flow内で完結できます。専門家を招待して、現在作業しているプラットフォーム上で翻訳を直接修正してもらえる編集環境を備えています。
このようなシームレスな統合により、翻訳は、一部の専門家だけが担うサイロ化された業務やボトルネックではなく、あらゆるチームが活用できる組織全体の機能へと変わります。これにより、回避策に頼る必要がなくなり、一貫性、コンプライアンス、正確性、そしてセキュリティを確保できます。機密性の高いテキストを、セキュリティが十分でないAI翻訳ツールに貼り付けたり、ハルシネーションを含む翻訳結果に悩まされたりする必要はもうありません。さらに、ローカライゼーションされたコンテンツが言語サービスプロバイダー(LSP)から戻ってくるまで何週間も待つ必要もありません。
ここでは、複雑なコンテンツを扱うチーム向けに、Translation Flowがローカライゼーションプロセス全体をどのように管理・自動化するのかをご紹介します。
Translation Flowによる、マーケティングシステムやデザインファイル、パブリッシングプラットフォームとのシームレスなローカライゼーション
グローバルから地域、ローカルまでのマーケティングを担うチームは、コンテンツ管理やキャンペーン計画に使用する主要なプラットフォームからTranslation Flowを開始できます。翻訳はシステムやデザインソフトウェア内で完結するため、テキストをコピー&ペーストしたり、レイアウトを調整し直したりする必要はありません。
- Adobe Experience Manager(AEM)はTranslation Flowと直接連携しているため、チームはキャンペーンを管理するのと同じプラットフォームから、そのままローカライゼーションを開始できます。
- Google DriveやSharePointとの直接連携により、社内で共有・更新されるコンテンツも、複製を作成したり別のシステムにアップロードしたりすることなく、そのまま翻訳を開始できます。
- コンテンツチームは、InDesign(IDML)やContentful対応のJSONファイルを翻訳できるほか、必要に応じてその他の専門的なファイル形式にも対応できます。コンテンツの制作や公開に使用している同じプラットフォーム内で、必要な数だけ言語版を作成できます。コピー&ペーストや書式の崩れ、レイアウトの調整も必要ありません。
L&Dチームのコース作成ワークフローへのTranslation Flowの統合
人材開発(L&D)チームは、業界標準の学習コンテンツ形式を維持したまま、複雑なeラーニングコースを数分でさまざまな言語に対応させることができます。
- Translation Flowは、DOC、PDF、PPTファイルから利用できます。
- Google DriveやSharePointとの連携により、L&Dチームはコースやリソースの多言語版を簡単に作成・配布できます。
- コース作成者は、コンテンツがどのように表示されるかを確認しながら、必要な数だけ言語版を簡単に作成できます。
人事(HR)チームは、オンボーディング用リソースや契約書を重複なくローカライズできます
人事(HR)チームは、新たな市場や言語への展開に合わせて、オンボーディングコンテンツ、契約書、新入社員向けリソースをローカライズできます。
- Translation FlowはDOC、PDF、PPTファイルに対応しているため、コンテンツをスムーズに共同編集できます。
- 契約書やリソースは、SharePointやGoogle Driveから直接翻訳でき、法務・コンプライアンス部門とも簡単に共有できます。
- 雇用主ブランディングキャンペーンや求人広告も、既存のInDesignファイル上で作業しながら、新たな市場への展開に合わせて迅速にローカライズできます。
Translation Flowは、ローカライゼーションを必要とするすべてのチームに、DeepL翻訳プラットフォームの機能を、普段利用しているプラットフォーム上で、ワークフローを中断することなく提供します。これにより、翻訳はボトルネックではなく、あらゆる従業員が利用できる機能へと変わります。ローカライゼーションのリソースや専門知識を、必要な場所で必要なときに活用できるようになります。
これは、エンタープライズ企業はもちろん、新たな市場への進出を進める成長企業にとっても、大きな転換点となります。