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用語集で効果的かつ効率的に訳文の一貫性を確保

2022年5月、語句の訳し方を指定できる用語集を作成して翻訳する方法をご紹介しましたが、以降、私たちは用語集の機能を一層充実させてきました。用語集の共有に加え、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポーランド語、英語、日本語のうち28通りの言語の組み合わせで用語ペアを登録できるようになりました。 

今回のブログでは、企業の成長や組織内外のコミュニケーションの強化、チームの生産性向上に用語集の最新機能がどのように役立つかをご説明します。

ビジネス翻訳に用語集が必要な理由

用語集を使えば、一貫性のあるメッセージを多言語で作成できます。多国籍企業では、技術用語やプロダクト名、プロダクト関連のドキュメントなどを標準化して、依頼人や顧客、チームのメンバーが共通の認識を持てるようにしなければなりません。また、手作業での編集にかかる時間とコストも用語集があれば減ります。 

つい最近、ビジネス向けのDeepL Pro用語集を共有できるようになりました。作成した用語集を他のメンバーやチーム全体と共有すれば、チームの連携強化と翻訳効率の向上を同時に見込めます。

使い勝手の良い用語集の作成方法

DeepLの用語集で特定の語句の訳し方を指定しこれを適用することで、一貫性のある訳文を出力できます。用語集をチームで共有する場合、最新版の企業用語が反映されるように用語集を継続的に更新しなければなりません。更新作業では、新しいプロダクトやサービスに関する用語の追加や、使わなくなった用語の削除や修正などを行います。用語集を更新することで最新の用語を使って翻訳でき、社内外のやり取りを手作業で編集する手間が大幅に減ります。 チームのメンバーと用語集を共有すれば、全員が同じ用語集にアクセスでき、特定の語句を誰もが一様に訳出できます。

用語集のユーザーインターフェースには、法律の専門用語が示されており、言語の組み合わせは原文が英語で訳文がドイツ語です。この用語集では、英語の頭字語である「GDPR」は、ドイツ語では常に「DSGVO」と翻訳されるように設定されています。右上のカーソルで「チームで共有」のトグルをオンにすると、チームメンバーと用語ペアを共有することができます。

DeepLのプロダクトで用語集を使う方法

用語集は、Starter、Advanced、UltimateならびにDeepL APIのプランに登録してご利用いただけます。  

Starter、Advanced、Ultimateのプランでは以下が可能です。

  • DeepLのウェブ上の翻訳ツールとデスクトップアプリで、テキストの翻訳に用語集を適用 
  • デスクトップアプリで、文書ファイルの翻訳(元のフォーマットを維持可)に用語集を適用 

APIのプランでは以下が可能です。

  • ウェブサイトの翻訳での用語統一  
  • 社内のツールやプラットフォームへの用語集の組み込み 

グローバル企業が用語集を有効活用

グローバル企業では、DeepLの用語集を活用して一貫性のあるコミュニケーションを図っています。例えば、ドイツの国有鉄道企業かつヨーロッパ最大の鉄道事業者であるドイツ鉄道は、DeepLの用語集を使って、世界各地32万人の従業員向けに翻訳を行っています。特に、多言語で安全やスケジュール管理を行う必要のある車掌や駅員のために、訳文の一貫性を保つことには大きな意義があります。 

また、法務関連の業務でも用語集が重要な役割を果たしています。法務に関わる業務で誤訳や訳文内の矛盾があれば、多大な影響が及びます。DeepLではEUの公式文書を用いて継続的にAIのトレーニングを行っており、法務関連の複雑なテキストでも難解な言語的ニュアンスを高精度に翻訳できます。

組織で用語集を使う意義

メッセージの一貫性を保持できれば、チームが大きくなっても皆が共通認識を持つことができます。また、見込み客にあなたのビジネスや課題解決能力をより明確に理解してもらうことにもつながります。

DeepL Proを活用して企業発のメッセージをさらに良くしたいとお考えの方は、DeepLのセールスチームまでご連絡ください。 用語集について詳しくは、ヘルプセンターもご参照ください。