ForresterによるDeepLの調査:345%のROIと効率化による279万ユーロ相当の効率化を多国籍企業で実現

Forrester ConsultingによるDeepLのTEI調査の要点:
- DeepLの導入は、翻訳に要する時間を90%削減し、プロジェクトの所要日数を短縮したため、グローバル企業は279万ユーロ相当の効率化を実現
- DeepLの導入は翻訳に関わる作業負担を50%減らし、345%の投資収益率(ROI)を実現
- DeepLの利用によって翻訳サービスを必要とする文書量が50%減少したため、翻訳の専門スタッフがより複雑なタスクに集中可能
AI翻訳がグローバルビジネスの成長にどのような影響をもたらしているか、DeepLのようなAI翻訳ツールの経費削減効果やROIがどの程度であるかご存知ですか?
DeepLの委託を受け、Forrester Consultingが2024年に行った「DeepLのTotal Economic Impact™(TEI:総合経済効果)」調査から、私たちは多くの洞察を得られました。TEI手法は、費用、メリット、柔軟性、リスクの4つの投資要素を評価し、調査対象の技術を用いたプロダクトやサービスの期待ROIを算出します。TEI調査は20年以上にわたって、プロダクトやサービスの導入効果を評価するのに最適な指標とされています。
DeepLの調査で、ForresterはまずDeepLを利用している顧客4社にインタビューを行い、そこで得られた情報を1つの複合組織の形に集約しました。調査に参加した4社はそれぞれエネルギー、金融サービス(Big 4)、法律サービス、および製薬業界に属しています。
調査結果は、翻訳に要する時間の短縮が社内外のコミュニケーションの効率化をいかに促進したか、説明しています。このブログ記事では調査結果の要点を紹介していますが、DeepLのTEI調査報告自体をお読みになりたい方は、TEI調査の全文をダウンロードしてください。
1. 翻訳に要する時間を90%削減
DeepLのTEI調査では、DeepL導入の主なメリットの1つに、社内文書の翻訳に要する時間の90%削減が挙げられました。これにより、調査に参加した企業では作業時間と経費の大幅な削減が可能となり、事業のグローバル展開をより容易かつ効率的に行えるようになりました。
実際、インタビューに応じた企業4社は3年間において279万ユーロ相当の効率化を実現しました。この数値は、他言語コミュニケーションに変革をもたらしてきたDeepLの、戦略的な投資価値を示しています。
2. 345%のROIと翻訳作業量の50%削減
