Customisation Hub:Customization Hub:ブランドボイスとコンプライアンスを支えるAI制御レイヤー

主なポイント

  • DeepL Customization Hubは、あらゆる翻訳におけるブランドボイスとコンプライアンスの管理を一元化するAI制御レイヤーです。
  • 翻訳メモリ、カスタムルール、用語集、プロファイルによって、専門家の判断を標準化し、チームや言語を問わず一貫して適用できます。
  • これらの機能により、反復的なポストエディット作業を削減し、ローカライゼーションの時間とコストを抑えながら、大規模なコンテンツ展開においても、正確性、コンプライアンス、ブランドの一貫性を確保できます。
  • Customization Hub は、DeepLの言語AIスイート全体のルールを一元管理し、あらゆる出力でブランドの一貫性を維持します。

大規模な多言語コンテンツ作成において、単に正確なだけの翻訳と、本当に求められる翻訳には大きな違いがあります。

本当に求められる翻訳は、単に言葉の意味を伝えるだけではありません。ブランドの本質を伝え、法的規制上の要件をはじめとするビジネス要件にも準拠します。その鍵となるのが、企業ごとの言葉遣いや表現の選び方を理解することです。

その違いを生み出すのは、次のような言葉や表現の選び方です。

  • 使用する表現と避ける表現
  • 文章の語調や文体
  • 日付・時刻表記や略語・短縮形の扱いに関する社内ルール
  • ブランドや製品に固有の用語に加え、貴社が生み出し発信する独自のコンセプトやメッセージに関する用語

課題は、こうした判断基準が複数の場所に散在しており、一元管理された信頼できる情報源に集約されていないことです。

課題:言葉や表現に関するルールの分散

こうした言葉や表現に関する判断基準は、さまざまなシステムに保存されたスタイルガイドのPDFに散在しています。また、編集者やローカライゼーション担当者だけが把握しているケースもあります。さらに、ブランドらしい表現とは何か、そしてそれが時とともにどのように変化していくのかを直感的に理解している担当者の経験や感覚に依存している場合もあります。 

こうしたさまざまな文体上のルールを確認し、手作業で適用するには手間と時間がかかります。そのため、従来のスタイルガイドや言語ごとの細かなニュアンスに合わせて翻訳を修正する作業には、ローカライゼーション業務において多くの時間とコストが費やされています。

こうした課題を解決するために生まれたのが、DeepLのCustomization Hubです。

解決策:DeepLのCustomization Hub

DeepLのCustomization Hubは、DeepL Dialogues 2025で発表した、翻訳に関するルールや基準を一元管理するAI制御レイヤーです。

ブランドボイスを形づくるあらゆるルールや設定、文体を取り込み、それらをすべての翻訳に適用します。どの言語のチームでも同じルールを共有できるため、コンテンツの一貫性を保ちながら、コンプライアンスとブランドイメージを維持できます。

Customization Hubは、スタイルポリシーや設定を一元管理するための基盤として、4つの強力な機能を備えています。

翻訳文に貴社らしさを反映し、ガイドラインへの準拠を維持しながら、作業時間とローカライゼーションコストを大幅に削減できます。

ここからは、DeepLのCustomization Hubの4つの強力な機能をご紹介します。

1. 翻訳メモリ:反復的なポストエディット作業を削減

翻訳メモリにより、承認済みの翻訳を新しい翻訳に自動的に反映できるため、反復的なポストエディット作業を削減できます。

翻訳メモリをDeepLに作成・インポートできるため、社内の言語専門家が持つ文脈理解をDeepLの翻訳にも活かせます。

翻訳メモリに保存された承認済みの訳文は、新たな翻訳に活用されることで、より正確でブランドに沿った翻訳の実現に役立ちます。その結果、最初から適切な翻訳が得られるため、ローカライゼーションを大幅に効率化できます。 

これは、DeepL独自のAIアプローチにより、部分的に一致するファジーマッチを、文法や文脈に合わせて最適化されたスマートマッチへと変換できるためです。その結果、翻訳メモリに保存された承認済みの訳文を、該当する箇所に幅広く適用できるようになります。 

この機能により、繰り返し発生するポストエディット作業の大部分を削減できます。

2. カスタムルール:ブランドボイスを捉え、ルール化する

カスタムルールは、あらゆる翻訳にブランドボイスを反映させるための最も強力な機能です。

ばらばらに管理されたスタイルガイドから脱却しましょう。DeepLのカスタムルールなら、翻訳の基準を一元管理し、あらゆる翻訳で求める品質を実現できます。

DeepLのカスタムルールを使えば、ブランドを特徴づける要素や、その伝え方を簡単に整理し、ルール化できます。 

カスタムルールは3つの方法で作成できます。 

まず、文法や句読点、時刻、日付などに関する提案ルールから選択し、自社の文体に合ったルールの組み合わせを設定できます。 

次に、わかりやすく自然な言葉で独自のカスタムルールを作成できます。語調や文体、フォーマル度、使用したい表現や避けたい表現などを自由に設定できます。

最後に、DeepLは既存のコンテンツからカスタムルールを生成することもできます。自社のブランドをよく表しているテキストをアップロードすると、AIが文体上の特徴やルールを抽出し、今後の翻訳にも反映できるようにします。 

このカスタムルール生成機能により、自社ブランドならではの特徴を簡単に定義できます。さらに、ブランドボイスの変化に合わせて、文体も進化させていくことができます。

3. 用語集:一貫性と文脈を考慮した用語管理

用語集により、すべての翻訳で一貫性と正確性を確保し、重要な用語を常に自然かつ効果的に伝えられます。

DeepLの用語集を使えば、重要なブランド名や製品名、業界用語の訳し方をAIに指定できます。言語AIは文脈に応じて訳し分けるため、専門用語や重要なブランド関連の表現も、常に自然でブランドボイスに沿った翻訳になります。

DeepLでは、ビジネスに必要な用語集を効率的に作成するためのさまざまな機能を提供しています。用語集は、次の方法で簡単に作成できます。 

  • 既存の用語集をインポートする
  • 過去の翻訳をもとに提案された用語集を生成する
  • マーケティング法務などの分野でよく使われる主要用語について、あらかじめ用意された翻訳候補のリストから選択する

業界を問わず、DeepLの用語集は各分野特有のニュアンスを的確に反映します。

4. プロファイル:チームや用途に応じたプリセット

プロファイルは、各種カスタマイズ設定を一つにまとめ、ワンクリックで各チームが利用できるようにします。

特定のチームやプロジェクト向けのプロファイルを作成し、翻訳で使用する用語集やカスタムルール、翻訳メモリをそのプロファイルに割り当てます。 

たとえば、契約書などの法務文書では、カスタマーサポートやプロダクトチームとは異なる用語を使用したい場合があります。また、マーケティングキャンペーンでは、社内向けのコミュニケーションとは異なる語調を用いたい場合もあるでしょう。 

プロファイルを使用すると、各ユースケースに合わせてCustomization Hubの設定を調整できます。これにより、従業員は翻訳タスクに応じた最適な設定を利用できるようになります。

DeepL AI Labsで、最新の言語AIイノベーションをご覧ください。

Customization Hubが翻訳品質の最後の課題を解決する方法

DeepLのCustomization Hubは、DeepLの言語AIが持つ高い翻訳品質と、貴社独自の言語に関する専門知識を組み合わせたソリューションです。

すでに高い精度と正確性を備え、文脈も考慮した翻訳に、貴社ならではの表現を反映します。これにより、チームの全員が、組織の言語専門家や編集者と同じように訳語や表現を選べるようになります。

こうした一貫性と正確性こそが、貴社のビジネスやブランドにふさわしい翻訳を実現する鍵となります。

DeepLのCustomization Hubをぜひご覧ください。

DeepL AIスイート全体にブランドボイスを反映しましょう

DeepLのCustomization Hubは、カスタムルールや用語集、翻訳メモリをDeepL翻訳WriteAPI全体で一貫して適用します。

用語集やプロファイル、各種設定が自動的に適用されることで、汎用的な出力を、ブランドにふさわしいコミュニケーションへと変えます。あらゆるチャネルで、単に正確な翻訳ではなく、ブランドや目的に沿った最適な表現を実現できます。 

セールスチームまでお問い合わせください。DeepLの特化型言語AIツールとCustomization Hubが、あらゆるワークフローで一貫性とコントロールを実現する方法をご案内します。

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